2013-01-01から1年間の記事一覧
映画『魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』の視聴三回を記念して、映画内では謎のまま残った事象に関する三つの説を書きました。ネタバレです。
映画終盤のまどかとほむらの会話およびほむらとさやかの会話においての『違和感』から、黒幕は宇宙自体であるという荒唐無稽な仮説を作り上げました。二期の完全予想付き。
(注:さりげなくまどマギネタバレしてます) ある信念を『知識』とするためには以下の三条件が必要だ。 ①その信念が真であることに本人が確信していること ②その信念が実際に真であること ③その信念が真だというと本人が確信するのは当然であるということ(…
映画最後のほむらとさやかの会話を元に、考察しました。 ネタバレあります
各世界の魔法少女システムについての軽い考察 映画まどマギネタバレです。
フレーゲ著作集〈4〉哲学論集 作者: G.フレーゲ,黒田亘,野本和幸,Gottlob Frege 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 1999/09 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (7件) を見る
ソクラテスはギリシャ中の人々に「~とは何か」ということを聞いて回った。(例:正義とは何か? 徳とは何か?) その答えとして人々は正義の例、徳の例を出して答えたが、それは定義はなにかという問題に答えたことにはならない。 ソクラテスの問いにプラト…
(注:映画まどマギのネタバレあります)
「a=a」と「a=b」は明らかに異なった意味合いがある(前者は絶対に成り立ち、我々に新たな知識を与えないが、後者は知識を拡大させる) だが、もしa=bが正しいならば、両者は同じことを言っているはず。 このようなおかしなことになるのは「a=b」が対象その…
映画まどマギにおけるほむほむのにせもの世界からの脱出を過去の作品を交えながら考察します。
Amazon.co.jp: 宇宙は自ら進化した―ダーウィンから量子重力理論へ: リー スモーリン, Lee Smolin, 野本 陽代: 本 宇宙論における問題に、『ファイン・チューニング問題』というものがある。この宇宙を描写する理論のなかには数々の変数があり、その変数が少…